院長あいさつ

坂本歯科医院、院長の坂本耕造と申します。
当院は、2008年8月に開業してから今日まで、歯と口の健康管理を担当させていただくことで患者さんの全身の健康に貢献できる歯科医院でありたいと考え、それぞれの患者さんに適したきめ細かい医療に専念してまいりました。
予防や早期治療などの基本的な治療を大切にしておりますが、お口の中に様々なトラブルをかかえて複雑で総合的な治療が必要となった患者さんに対しては、幅広い治療の選択肢からより高いレベルの治療をご提供させていただくようにしています。当院では治療にあたって状態を丁寧に説明し、治療方法をしっかりと相談させていただきますので、少しお時間を要する場合がありますがご理解をいただきますようお願い申し上げます。
今までも、これからも、長きにわたってお役に立てるかかりつけ歯科医院であるために、刻苦勉励、努力してまいりたいと思います。
院長
経歴
- 1997年
- 東北大学歯学部 卒業
- 1997年
- 滋賀医科大学 歯科口腔外科 勤務
- 1999年
- 京都 押谷歯科医院 勤務
押谷敏之先生(POIインプラント公認インストラクター)に師事 - 2003年
- 滋賀医科大学 歯科口腔外科 勤務
病棟医長、外来医長、医局長を歴任
(臨床の傍ら、インプラントや骨再生療法の基礎研究に従事) - 2008年
- 坂本歯科医院 開設
- 2013年
- 滋賀医科大学 医学博士号を取得
- 2015年
- 滋賀県立総合保険専門学校 歯科衛生学科 非常勤講師
資格など
- ●滋賀医科大学医学部 医学博士号取得
- ●全国医学部付属病院歯科口腔外科 科長会議認定 歯科医師臨床研修指導医
- ●日本顎咬合学会認定医
- ●近未来オステオインプラント学会専門医
- ●POIインプラントシステムマスターコース修了
- ●歯周治療・外科コース修了(水上哲也先生に師事)
- ●日本臨床歯科補綴学会8か月コース修了(小出馨教授に師事)
- ●Science &Technology Management PREMIUM SEMINAR in Singapore 修了
所属学会など
- ●近未来オステオインプラント学会(IPOI)専門医
- ●日本顎咬合学会 認定医
- ●国際口腔インプラント学会 会員
- ●日本口腔インプラント学会 会員
- ●日本口腔外科学会 会員
- ●日本口腔診断学会 会員
診療案内
歯科一般治療
歯科でもっとも頻度の高い二大疾患はむし歯と歯周病です。そして、これらは歯を失ってしまう最大の原因でもあります。また近年では、むし歯や歯周病をはじめとした様々な歯の病気が全身の病気(糖尿病、心臓疾患、高血圧など)に強く影響していることがわかってきています。 むし歯や歯周病の治療は、従来の治療方法に加えて、最近では様々な新しい治療方法が導入されています。これらの中から患者さんお一人お一人に合った治療方法を選択することが私たち歯科専門医の使命と考え、当院では治療を始める前の検査やカウンセリングに少し時間をかけておりますのでご了承下さい。 高度な治療技術が可能になった現在でもやはり、むし歯や歯周病に対しては早期の治療と予防が最も大切であるということにかわりはありません。当院では定期的な検診と予防診療をお勧めしています。
歯科口腔外科
歯科口腔外科とは、文字通りお口の中の外科治療を指します。歯科医院では、むし歯や歯周病の治療だけでなく、お口の中のさまざまな疾患に対応しています。「歯は痛くないけれど、口の中に違和感がある」「親知らずが気になる」「顎が開かない」という方は、ご相談ください。
歯周病治療
「歯みがきのたびに出血がある」「歯ぐきが腫れている」こんな症状がある方は、歯周病にかかっている可能性があります。
歯周病は自覚症状がほとんどないままに進行し、顎の骨を溶かして歯が抜け落ちてしまいます。また細菌によって、誤嚥性肺炎や糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症などの重篤な病気を引き起こすこともあります。歯周病の治療は定期検診・クリーニング、毎日の丁寧な歯みがきがポイントです。気になる症状がありましたら、お早めの受診をおすすめいたします。
また、当院では進行してしまった歯周病に対する最新の歯周外科手術にも対応しております。
予防・クリーニング
せっかくむし歯や歯周病を治しても再発することがあるため、治療が終了した後もメンテナンスをしっかりと行い、予防に努めましょう。
そのためにはご自宅での歯みがきはもちろん、定期的に歯科医院に通い、プロによるクリーニングを受けることがおすすめです。定期検診でむし歯や歯周病が見つかっても、早い段階で発見すれば治療期間が短く済み、治療費も抑えることができます。自分の歯で食事や会話をいつまでも楽しめるように、予防に積極的に取り組みましょう。
インプラント治療
インプラント治療とはチタン製の人工歯根(インプラント体)をあごの骨の中に埋め込み、その上に、人工歯冠の支台(アバットメント)と人工歯冠を装着し、むし歯、歯周病、事故などによる歯の欠損を回復する治療法です。インプラント治療はあごの骨の中に埋め込んだインプラント体で人工歯冠を支えるため、前後の歯にはまったく負担をかけません。また違和感がほとんどなく、噛む力がそのまま骨にも伝わるため、自分の歯と同じような感覚で噛むことができます。インプラント治療は義歯(取り外し式の入れ歯)、ブリッジ(歯のない部分の両側の歯を削ってつないだ固定式のさし歯)の欠点を克服した画期的な治療法といえます。 インプラント治療は、歯を1本失ってしまった患者さんから歯をすべて失ってしまった患者さんまで、失った歯の本数や部位に制限されることなく適応できます。(ただし、チタンアレルギーのある方、インプラント手術に対して問題となるような全身疾患をお持ちの方などはインプラント治療に適さないことがあります。)
セラミック治療
金属の詰め物やかぶせ物は金属アレルギーを引き起こしたり、見た目が目立つなどのデメリットがあります。そのため最近では、セラミックなどの素材を用いて、天然歯のような見た目に仕上げる方が増えています。
当院では、見た目はもちろん、かみ合わせやお口全体の調和、耐久性なども考慮して、患者さんに適した治療法を提案いたします。銀歯が気になる方、歯が欠けてしまった方、丈夫できれいな詰め物を入れたい方は、お気軽にご相談ください。
骨造成治療・骨再生治療
インプラント治療を行う場合、インプラント体を埋め込む部位には十分な骨が存在している必要があります。しかし、歯を失った部位の骨はやせてしまっていることがほとんどです。これは、歯が抜けるまでの間に炎症でたくさんの骨が吸収してしまっていたり(歯周病など)、歯が抜けた後に長い時間が経ってしまったことで使われない部分の骨がやせてしまったり(骨の萎縮)したことが主な原因です。このような場合、これまではインプラント治療は不可能とされてきました。しかし、最近では骨を増やす様々な治療技術(骨の造成治療や骨の再生治療)が発達しています。 当院では骨を増やす多くの治療方法の中から患者さんに適した方法を選択してご提案させていただいておりますので、是非ご相談下さい。